初心者がフリーウエイトに取り組むにはどうしたらいいのか?

フリーウェイトは自分の体だけで行えることから、気軽に取り組めるトレーニングです。

しかし、フォームの習得やメニューの組み方など、初心者には難しい点もあります。

間違ったやり方ではトレーニング効果が低くなるばかりか、ケガのリスクも高くなる

ため注意が必要です。

今回は、初心者がフリーウエイトに取り組む前に知っておきたい注意点などをご紹介

します。

【フリーウエイトに取り組む際の注意点】

①正しいフォームで実施できているか鏡で確認する

正しいフォームを身につけるには、スクワットのときに猫背になっていないか、

ベンチプレスでは胸を張れているかなど、姿勢や軌道を鏡で確認しながら行いましょう。

間違ったフォームで取り組むとトレーニング効果がきちんと得られず、

ケガにつながりかねません。

②事前に長時間の有酸素運動は行わない

ダイエットの方に多いのが、フリーウエイトの前にランニングや水泳などの有酸素運動を

長時間行うケースです。有酸素運動はカロリー消費に効果的ですが、長時間行うと体力を

消耗し、疲れも溜まります。

フリーウエイトの前に有酸素運動を行う場合は、10分程度の軽い運動にとどめてください。

③水分を摂取しながら行う

トレーニング中は、水分不足になりやすいです。体の水分が不足すると、パフォーマンスが

低下するとともに、疲労の回復が遅くなります。喉が渇いたと感じる前に水分補給をしてください。

一度にたくさん飲むのではなく、10分~15分に1回程度、150~250mlの水分を摂るようにしましょう。

【初心者におすすめのフリーウエイト】

①スクワット

両足を曲げて上体を上げ下ろしするスクワットは、お尻や太ももなど下半身を重点的に鍛えることが

でき、下半身全体の筋力向上におすすめです。また下半身の大きな筋肉を鍛えれば、基礎代謝が

アップするため、ダイエット効果も期待できます。

②ベンチプレス

ベンチに仰向けになり、胸の上でバーベルを上げ下ろしするベンチプレスは、胸や肩、二の腕などの

上半身の筋肉を広く刺激できるため、バストアップや二の腕引き締め効果が期待できます。

上半身が引き締まればボディラインをきれいに見せることができます。

③デッドリフト

床に置いたウエイトを持ち上げるデッドリフトは、背中やお尻の筋肉を鍛えることができます。

全身の筋肉が効率よく鍛えられるため、姿勢の安定やバランス感覚の向上にもおすすめです。

 

【重量の目安】

フリーウエイトは、最初から高負荷のトレーニングで取り組むと、ケガをしたりするリスクが

あります。まずは正しいフォームを身につけることが優先なので、軽い負荷から少しずつ

上げていきましょう。

 

【まとめ】

フリーウエイトは、全身を効率よく鍛えられて、自宅でも取り組みやすいトレーニングです。

正しいやり方を身につけるためにも、まずはトレーナーにアドバイスを受けることを

おすすめします。

PAGE TOP