【良質な脂質はダイエットの効率アップにつながる】
ダイエットの効率をあげるには、栄養管理が大事!
タンパク質や炭水化物は積極的に摂っている方も多いと思いますが、実は脂質も重要なことは知っていましたか?
今回は、良質な脂質とは何なのかを紹介します。種類や摂り方なども解説します。
脂質を賢く摂って、理想の身体づくりに活かしましょう。
【良質な脂質ってどんなの?】
良質な脂質と呼ばれているのは、DHA・EPAなどのオメガ3系脂肪酸やMCTオイルなどの中鎖脂肪酸など。
オメガ3系脂肪酸は体内で作ることができないため、食事で摂る必要がある脂質です。
サバやイワシなどの魚類やアマニ油、えごま油などに多く含まれていますが、現代の食事では不足しがちに
なっています。
中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすく脂肪として蓄積されにくいです。
ココナッツオイルや牛乳などに含まれていて、それらの食品から抽出したのがMCTオイルです。
これらの脂質は美容や健康にうれしい働きをしてくれます。料理にかけたり、飲み物にいれたりと
手軽に摂取できるので、ぜひ取り入れてみてください。
【良質な脂質と普通の脂質の違いは太りやすさ】
一般的な脂質は、摂りすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、肥満や生活習慣病のリスクが
高くなるので注意が必要ですが、良質な脂質はエネルギーとして消費されやすかったり、中性脂肪を減らす
働きがあるので、太りにくいのが特徴。そのためダイエット中でも積極的に摂りたい物なのです。
●健康や美容のために大切
脂質は、三大栄養素のひとつに含まれるほど体に必要な栄養素。体を動かすエネルギーになったり、
ホルモンや細胞膜の材料になったりと、健康や美容のために大切な働きをしています。
積極的に摂ることが日々の健康や美容のためにもおススメです。
【良質な脂質とその働き】
脂質は体に必要な栄養素です。特に良質な脂質は、脂肪の燃焼をサポートしたり、体を動かすエネルギーに
なったり、血液をサラサラにしてくれたりと嬉しい働きがいっぱい!中でもDHA・EPAとMCTオイルは特に
おすすめ!ここではその2つの働きについて詳しく解説していきます。
①DHA・EPA
魚の油に多く含まれていて、体内で作ることができないオメガ3系脂肪酸という種類の脂質のひとつです。
脳にいい栄養素というイメージが強いですが、実は脂肪燃焼や代謝アップにつながり、ダイエットや
筋トレにも役立ちます。
<脂肪の燃焼をサポート>
体脂肪には脂肪をため込む白色脂肪と脂肪を分解してエネルギーを生み出す褐色脂肪の2つがあるのですが
DHA・EPAは白色脂肪の褐色化を促進して褐色脂肪のような働きをもたせ、脂肪を燃えやすくしてくれるのです。
<中性脂肪を減らす>
中性脂肪とは、血液中の脂肪のひとつで、多すぎると内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されてしまうため
肥満の原因になってしまいます。DHA・EPAは中性脂肪を減らしてくれるので、体に脂肪がつきにくく
ダイエットの効率アップにつながります。
②MCTオイル
MCTオイルはココナッツなどに含まれる中鎖脂肪酸のオイルのこと。サラダ油などの一般的な食用油
に多い長鎖脂肪酸に比べてエネルギーになりやすい油です。脂肪として蓄積されにくく、筋肉の維持にも
役立つので、ダイエットや筋トレをしている人にもおススメです。
<脂肪として蓄積されにくい>
MCTオイルは一般的な食用油に比べて、体内で吸収、分解されるスピードが速くエネルギーになりやすい
のが特徴。素早くエネルギーに変わって効率よく消費されるので体に蓄積されにくいのです。
<脂肪の燃焼をサポート>
普段は、糖質を活動のエネルギー源にしていますが、MCTオイルを継続して摂ることで、脂肪がエネルギー源
として使われやすい体になるのです。だからダイエットの効率アップにピッタリ!
【良質な脂質の摂り方】
<1日にどれくらいとっていいの?>
1日の摂取目安量は脂質の種類によって違うのですが、
DHA・EPAは1日に1g以上。
これは、サバなら1切れ(約80g)ほどの量です。DHA・EPAは魚以外の食材から摂るのは難しいので
魚類、特にイワシ、サバ、アジなどの青魚を食べましょう。
MCTオイルは小さじ1杯程度(約6g)摂るだけでもメリットが得られると言われています。
摂りすぎると腹痛や胃痛、下痢などの症状を引き起こす場合もあるので注意が必要です。
<いつ摂ればいいのか?>
脂質は朝食やランチに摂るのがおすすめ!DHA・EPAは朝に摂ったほうが中性脂肪が低下しやすい
と言われています。MCTオイルも朝食やランチに摂ることで効率よくエネルギーとして消費することができます。
いかがだったでしょうか?太りやすい脂質も種類を選んで摂れば美容や健康、ダイエットにつながります。
上手に摂って、理想の体づくりに活かしましょう。