15歳以上の約4割が慢性頭痛に悩んでいます。
慢性頭痛には3つのタイプがあり、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛となっています。片頭痛は女性、群発頭痛は男性に多いです。
【慢性頭痛のしくみと対策】
①緊張型頭痛
首の後ろから後頭部にかけての締めつける痛みにはストレス解消と運動が効果的です。肩や首のこりがある場合は温めるのも効果的です。
②片頭痛
頭の片側や両方がズキズキし、吐き気が伴うこともあります。冷湿布やカフェインが効くこともありますが、まずは規則正しい生活をすることが大切です。
③群発頭痛
頭部の片側や目の奥をえぐるような痛みがあります。血管の拡張に関係する場合が多いので、入浴などに気をつけましょう。また、アルコールも控えるようにしましょう。
【頭痛と気圧の関係】
気圧が下がると体の外からの圧力が下がるので、血管が膨張して、脳周りの神経に触れ、頭痛を感じるようになります。このような頭痛は気象病とも言われます。
あまりの痛みに仕事などが手につかなくなります。ちょっとした不調に思われがちですが、周りの人が症状を理解してサポートできるようにしましょう!