「痩せたい!」が口ぐせとなっている女性は多いと思います。
ですが実は、日本人女性のBMIは、近年減り続けています。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、20代女性のBMI
18.5以下のヤセの割合は20.7%。
20代女性では、5人に1人が痩せていて、これは、深刻な飢餓
が社会問題とされるようなアフリカ諸国と同等の割合で、この
状態は、20年以上続いています。
日本では、BMI25以上が肥満とされますが、実は、国際的な
基準は30以上です。
日本の肥満基準が厳しいことを考慮すると、世界基準でもBMI
18.5以下というのは瘦せ型に分類されるといえるでしょう。
BMIとは、体脂肪は考慮せず、身長に対する体重の割合で体格を
判断する基準のことです。
BMI=体重(㎏)×(身長‹m›)²
日本人女性の2割は痩せています。
どうみても痩せているのに、やみくもにダイエットを繰り返す
には健康にとって良いものではありません。
確かに、憧れのモデルさんや女優さんのBMIは18.5以下のことも
多いですよね。また自分のBMIを計算すると低いのにも関わらず
二の腕や太ももが気になるといった気持ちはよくわかります。
しかし、この場合に必要なのはダイエットではなくボディメイク
です。
ボディメイクとは、痩せること(ダイエット)ではなく、
正しく栄養を摂り、身体の使い方を変え、必要な部分に筋肉を
つけることです。
ボディメイクに取り組むことであなたのプロポーションは変わります。