ご飯一杯は角砂糖15個とダイエットのプロモーションでよくみる表現ですが、はたして本当なのでしょうか?正解を知るために、まずは炭水化物について紐解いていきましょう。
炭水化物とは糖質➕食物繊維のことをいいます。
炭水化物は三大栄養素の中でも最も素早くエネルギーに変換される大切な栄養素です。また炭水化物を構成する糖質はさらに細かく以下のように分類されています。
①単糖類・・・ブドウ糖、果糖、ガラクトース
②二糖類・・・ショ糖、乳糖、麦芽糖
③小糖類・・・オリゴ糖
④多糖類・・・デンプン、キストリン、グリコーゲン
⑤糖アルコール・・・エリストリール、キシリトール
マルチトールなど自然界にある
甘味料
⑥合成甘味料・・・アステルパーム、スクラロースな
ど科学的に合成された甘味料
①➕②のことを糖類、①〜⑤のことを糖質、⑥のことわ糖質ではないその他に分類されます。
糖類と糖質も違いますし、それぞれに特徴があり、種類は異なります。
①〜④は糖の結合の数が増えていくので、単純に糖の粒の大きさが違うと理解してもらうといいと思います。
粒が小さいと分解までの時間がはやいため、吸収しやすく、血糖値をすぐにあげます。粒が大きいと分解まで時間がかかるため、吸収しにくく、血糖値はゆるやかに上がっていきます。
少しざっくりした解説ですが、要は糖質には色んな種類がありしゅるいにやって身体への影響も違うということです。
ではどんな炭水化物がやせやすいのでしょうか?
それは、吸収な時間がかかる多糖類の中でも食物繊維を多く含むものです。(玄米や十割蕎麦など)
食物繊維が多く含まれた炭水化物を中心に摂っていくことで、良質かつ適量の糖質を摂取することができるというわけです。
炭水化物は大切な三大栄養素の1つであり、どの糖質を摂るかによっても身体への影響は違うということを知っておきましょう。