ダイエットを始める時、単純に痩せたいという大まかな感覚をイメージしてないでしょうか?
目標設定次第では、ダイエットのモチベーションにも影響するため、成功を左右するといっても過言ではありません。では、どのようにしてダイエットの目標を設定すれば成功率をアップさせることができるのでしょうか。
今回はダイエットの目標設定を行うメリットと具体的な目標の立て方について紹介します。
【目標を決めるメリットとは?】
①モチベーションが上がり、ダイエットが長続きする
目標設定するとダイエット中に達成状況が明確になるので、ゴールが近づいてくる感覚がモチベーションをアップさせます。
食事制限や筋トレが苦しくなった時にもう少しというやる気を引き出すことにもつながります。やめたくなった時、このモチベーションが挫折を防ぐストッパーの役割になるため重要なポイントです。
結果的にダイエットの失敗を防ぐことができ、長くダイエットを継続できるようになるため、目標を達成できる確率が上がります。
②計画だけでなく実行に移せる
ダイエットの目標設定をうまく行っておけば、漠然とダイエットしたいなと思うだけでなく実行に移しやすくなります。
目標に向かって今何をすればいいのかが明確になり、食事の見直しが必要かなど行動に、直結するようになります。ダイエットをはじめようとなんとなく動きだしただけで終わってしまうのを防ぐことができるため成功率アップにつながります。
【目標の立て方】
ダイエットを始める前に具体的な数値や期間の目標を明確にしておくことが大切です。
①自分の体重にあった適正体重を計算する
まずは自分の身長にあっま適正体重を計算する必要があります。BMIを算出しまずは適正体重を目指しましょう。BMIの計算方法は以下のとおりです。
BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)
この計算式にやって出た数値が現在のBMIということになります。また適正体重とは別にスタイルがよく見える数値の目安として美容体重とモデル体重があります。
美容体重はBMI20、モデル体重はBMI18があてはまると言われています。いわゆる普通体重といわれるのはBMI18.5〜25の間になります。
体重を減らしすぎると体力が落ちて疲れやすくなるたなどの影響が現れる可能性があるため無理のない範囲での目標設定にしましょう。また体重だけでなく、体脂肪率なども合わせて目標設定を行うのもおすすめです。
②ダイエット期間を決める
目標として決めておくのは数値だけでなく、ダイエットを行う期間を明確にしておくのも重要です。いつまでに何キロ減らすのか、そのためには1ヶ月で何キロ減らさなければならないのかを計算しましょう。最終的な目標すうちに対し、短く区切ったスパンで小さな目標をいくつも設定しておく形です。停滞期などの影響による上下動がある程度発生するため、無理のない範囲で設定する必要があります。
また急激に体重を落とすのは体調を崩したら、リバウンドしやすくなるため、1ヶ月の減量目標は体重の5%までにすることが大切です。1ヶ月に10㎏痩せるなどの短期間での大幅なダイエット方法なども色々ありますが、あまりおすすめできません。急激な体重減少は、体調不良などの原因にもなるためです。
③1日の当たりの摂取カロリーを決める
普段からスポーツなどで活動量が多い人は2200〜2400kcal程度、一方で普段運動するような習慣がないような活動量の少ない人は1400〜2000kcalを目安にするのがおすすめです。完全に食事を抜いてしまうと脱水や低血糖などの不調につながる可能性があります。タンパク質やビタミン、ミネラルなどの摂取は欠かせません。肉、魚、豆類など、低カロリーでも栄養豊富な食材をメインに摂取するのがおすすめです。
④目標達成できたときのご褒美を決める
目標を達成できた時のご褒美を決めておくことで、ダイエットを継続する意欲が向上します。達成後の目的を明確にしておくことで、ダイエットを達成することではなくご褒美のために頑張るということができるため、高いモチベーションが維持できるのではないでしょうか。
ダイエットを成功させるのに大切なのはモチベーションを長く維持することであり、継続し続けていればおのずと結果がついてくるようになります。小さな目標設定をクリアしていくことで成功体験として自信も湧いてきます。今までダイエットがうまくいかなかったという経験がある方は、ぜひ一度もくひよは、ぜひ一度目標設定を見直してみることをおすすめします。